寒波の影響で県内は大雪となっていて、このあとも週明けまで雪が降り続く見込み。また現在、庄内に波浪警報が出されていて、高波や雪を伴った強い風に警戒が必要。
上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいる影響で、県内は大雪となっている。
(リポート)
「午前8時の山形駅前です。けさ(6日朝)にかけて降った雪が20センチほど積もっています。道路は圧雪状態で、車は慎重に速度を落として走っています」
映像は、日付が変わってからのレーダーの様子。
全域に断続的に雪雲がかかり、午後4時時点の積雪の深さは、山形30センチ、米沢130センチ、新庄88センチ、酒田4センチとなっている。
山形市内でも朝から雪かきに追われる人の姿があった。
(そば店の店主)
「きょうは6時から。自宅と店の駐車場、高齢者が多いので歩道も除雪した」
日本付近の強い冬型の気圧配置は数日続き、東北地方上空には7日、再び寒気が流れ込む見込み。
<24時間予想降雪量>※7日夕方まで
県内全域(山沿い) 80センチ
村山・置賜・最上(平地) 60センチ
庄内(平地) 40センチ
また、その後の24時間に全域で山沿い70センチ、平地で50センチの降雪が予想され、週明けの10日にかけてさらに積雪が増えそう。
一方、庄内には波浪警報が継続中で、7日明け方にかけて海上は大しけとなる見込み。
この雪の影響で、JR仙山線は山寺~愛子間で午後3時ごろまで運転を見合わせた。奥羽線と米坂線・羽越線でも運休や遅れが発生した。
JR東日本は7日も終日、遅れや運休が出る場合があるとしている。
また、空の便も庄内空港の羽田便が6日全て欠航した。7日も午前の3便の欠航が決まっている。