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【山形】村独自! いつまでも元気に「ピンピンピック」 要介護の割合低下の成果も 大蔵村 2/ 4

健康寿命を延ばす大蔵村のユニークな取り組み「ピンピンピック」。100人を超えるお年寄りが、白熱のチーム戦を繰り広げた。

(陣取り合戦)
「せーの、はい! やったー」

この大会は、お年寄りたちにいつまでもピンピン元気に過ごしてもらおうと、村が5年前から開いている。

外出の機会が減る冬、住民の運動機能を高めるにはどうすれば良いのか、理学療法士などの協力を得てアイデアを練り、公民館などで気軽に楽しめる村独自の「介護予防運動」を考案した。

「よーいスタート、ピー」

ボールを顎に挟み、その先にある釣り針で村特産の魚「ほんもろ娘」を釣り上げる、その名も「レッツ・アゴー」。
嚥下(えんげ)機能を高めることで肺炎予防にもつながる。
加藤村長や役場職員などで作るチームも参加した。

最も白熱するのが、村の特産品の模型を手渡しで運ぶ「野菜出荷リレー」。
全身運動で身体機能がバランスよく鍛えられる。

自然に笑顔がこぼれるピンピンピック。
参加した全員が楽しく体を動かすことの大切さを実感していた。

(参加者)
「私たちのチームはいつも笑顔。長生きします! 150歳ぐらいまで(笑)」

(最高齢94歳・山下善太郎さん)
「つらかったらこんな所に来ない。(Q.何歳まで長生きしますか?)あした天国さ行ぐなだわ(笑)」

大蔵村は、5年前まで65歳以上の高齢者に占める要介護などの割合が20.1%と、県内で3番目の高さだったが、現在は16.6%と27番目まで低下した。
村は、成果が表われてきているとしてこの取り組みを続け、元気な高齢者を一人でも増やしたいとしている。





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