村山市の中学校で、2年生による「立志式」が開かれ、集まった保護者を前に生徒たちが将来の目標や決意を述べました。
きょう、村山市の楯岡中学校の行われた「立志式」には、2年生の生徒と保護者およそ220人が出席しました。
生徒たちは自分が目標とする言葉が書かれた色紙を掲げ、将来の目標や、これからの決意を発表しました。
(生徒)
「『白』きれいな心で自分らしく生きていきたいと思い、この漢字にした」
「『観天喜地』は大喜びするという意味。そのために勉強をして、将来の自分に生かしていきたい」
「『続』来年度からは受験生になるので勉強をがんばらなければならない。自分の目標に向かって最後まであきらめず頑張りたい」
楯岡中学校では、大人になる自覚を持ってもらおうと、昔の「元服」にちなみ、数え年で15歳となる節目に立志式を行っている。
(生徒)
「立志の言葉は『勇』です。学校行事や地域のボランティア活動に積極的に参加し、周囲の人に対して勇気をもって手を差し伸べます」
(生徒)
「自分の決意や目標を話す機会というのはなかなかないので、これからに希望を持って書いた」
(保護者)
「立派な姿に感動して胸がいっぱい」
式を通して、生徒たちは将来への決意を新たにしていた。