米沢市では、8日・9日に開催される上杉雪灯篭まつりに向け、雪が降る中、雪灯篭づくりが進められている。
2025年で48回目を数える上杉雪灯篭まつりは、市民の手でつくられた雪灯篭にろうそくの明かりが灯され、会場一帯が幻想的な光に包まれる米沢の冬の恒例イベント。
2025年は、市内の小・中・高校や企業など計101団体が187基の雪灯篭をつくる予定で、3日から各団体による製作作業が始まった。
会場には4日も100人以上が集まり、積もった雪を集めて「トーフ」と呼ばれる雪灯篭の基礎となる形をつくっていた。
一方、3日に「トーフ」をつくり終えていた興譲小学校の4年生30人は、4日、スコップやヘラを使って灯篭の形を整える作業に取り組んでいた。
雪を削るコツなどを互いに教えあいながら、3基の灯篭を仕上げた。
(小学生)
「大変だけど楽しい。削るところや雪を入れるところが楽しかった」
「まつり当日は自分たちでつくった灯篭がちゃんときれいにあるところを見たい」
上杉雪灯篭まつりは8日・9日の2日間、上杉神社境内や松が岬公園一帯を会場に開かれる。
また、7日(金)には「プレ点灯」として午後5時半に灯篭に明かりが灯される。