バレーボール・SVリーグのアランマーレ山形は、1日・2日、群馬を相手に17試合ぶりの勝利。連勝し今シーズン4勝目を挙げた。
2024年11月以降、16連敗中と苦しい戦いが続いているが、いまだ白星がない最下位・群馬が相手となれば勝利だけがほしいアランマーレ。
第1セット、ウクライナ出身のビチェンコを中心にポイントを重ねる。
拮抗した展開で迎えた終盤、セッターの赤星七星が相手の速攻をファインレシーブ。
ビチェンコのスパイクは拾われるが、切り返しの攻撃を2枚ブロックでシャットアウト。粘り強く1点をもぎ取ると、セットポイントでブロックに飛んだビチェンコの長い手が相手のスパイクを抑え込んだ。
アランマーレ、実に15試合ぶりにセットを奪う。
続く第2セット、存在感を放ったのはミドルブロッカーの伊藤摩耶。速攻に加えて、得意のサーブでサービスエース。
流れを引き寄せ、アランマーレがこのセットも取り勝利に王手をかける。
1セット失って迎えた第4セット。
アランマーレはタイ出身のシンポーのライト攻撃、ビチェンコのコースをねらった技ありスパイク。
さらに、またも出た伊藤摩耶のサービスエースで一気に試合を決めた。最後はビチェンコの強烈な一発で試合終了。
アランマーレは17試合ぶりの勝利を挙げ、2日も勝って今シーズン4勝目。
次節は2月8日・9日、天童市で東レアローズ滋賀と対戦する。