県内の公立高校では、2025年度から2度の受験機会が設けられる。3日、先行導入された県内3つの高校で、「前期選抜」の入学試験が行われている。
県内の公立高校入試をめぐっては、従来の「推薦入試」を廃止して、2度の受験機会を設ける「前期・後期選抜」が2025年度からすべての高校で導入される。
それを前に、3日、2024年度の入試から先行導入した谷地・米沢東・南陽の3校で前期選抜の試験が行われていて、受験生が作文と面接の試験に挑んでいる。
3校によると、いずれも志願者全員が試験に挑み、体調不良による別室受験などの措置もないという。
結果は2月10日に中学校を通じて受験生に通知される。
「後期選抜」の内容や日程はこれまでの一般入試と変わらず、3月7日に行われる。