きょう2月3日は二十四節気のひとつ立春。寒河江市の酒造会社で、春の始まりを祝う日本酒「立春朝絞り」の出荷作業が行われた。
夜明け前の3日午前5時半。
寒河江市の千代寿虎屋では、1月7日に仕込みを始めた日本酒の瓶詰め作業が行われていた。
その酒が「立春朝絞り」。
春の始まりを告げる特別な日本酒で、立春の朝に絞り上がったばかりの新酒を宮司におはらいしてもらい、無病息災や家内安全などを祈願する縁起の良い酒だ。
全国の酒造グループ「日本名門酒会」が28年前から始めたもので、2025年は県内の2つを含む全国41の酒造会社で一斉に行われた。
絞りあがった新酒をその日に楽しむことができる「立春朝絞り」。千代寿虎屋では約3000本を出荷するという。