国土交通省東北地方整備局は、新庄市の新庄エコロジーガーデン原蚕の杜を新たに道の駅に登録したと31日発表した。新庄市は11月中の開業をめざしている。
31日、新しい道の駅として登録されたのは、現在の新庄エコロジーガーデン原蚕の杜の東側にある国道13号沿いの場所。
新庄市の整備計画によると、この場所にはトイレや休憩施設などを含む「情報発信施設」を1棟新たに整備するほか、普通車両145台分と大型車両やバスが止められる駐車場11台分を設ける。
また、国道13号の秋田方面に向かう下り車線から直接道の駅へ入る道路も整備されるほか、交差点も拡幅して車両がスムーズに止められるよう改良される。
新庄エコロジーガーデン原蚕の杜は、旧農林省蚕糸試験場新庄支場の庁舎だった場所で、2002年に新庄市が国から譲り受け、建物の一部が産直施設「まゆの郷」となっているほか、2013年には登録有形文化財に登録されている。
現地ではすでに準備工事が始まっていて、新庄市は2025年11月中の開業をめざしているという。