2025年は地球の公転周期の影響で例年より1日早く、あさって2月2日が「節分」。山形市の保育園でひと足早く豆まきが行われ、子どもたちが「鬼退治」をした。
山形市のつくも保育園では、年中行事の大切さを子どもたちに知ってもらおうと、毎年、節分に合わせて豆まきを行っている。
31日、3歳~5歳までの園児66人が、自分で作ったお面をかぶって豆まきに参加した。
最初に園長先生から、「節分の日は鬼が出ると言われていて、風邪をひいたりけがをしたりするのは鬼のせいかもしれない」との言い伝えが紹介され、「豆をまいて鬼退治をしよう」と呼びかけた。
そして、菓子メーカー・でん六のマスコットキャラクター「でんちゃん」も駆けつけ、一緒に鬼退治。
今回現れた鬼は、子どもたちが心の中にいる「うそをつく」鬼、「乱暴な」鬼を表現しているそう。
「鬼は外、福は内」
向かってくる鬼に対して手に持った豆を一生懸命ぶつけた子どもたち。
しばらくすると鬼は退散...。見事、鬼退治に成功した。
(Q.鬼はどうだった?)
「怖くなかった」
「鬼が弱くて楽しかった。攻撃してこなかったから」
「ちょっと怖かったけれど頑張った。鬼は弱かった」
「このままだったら泣かないで行けそうと思った」
「心の鬼がいなくなった」
怖くて涙を流しながらも頑張った子どもたち。
最後は、「でんちゃん」と一緒に全員が笑顔で記念写真におさまった。