高校生たちが力を合わせ汗を流した。小国町の県立小国高校の生徒たちが町内の一人暮らしの高齢者宅を訪れ、家の周りをボランティアで除雪した。
除雪ボランティア活動は、地域貢献活動の一環として小国町社会福祉協議会と小国高校などが協力し、毎年この時期に行っているもの。
31日は、小国高校の1・2年生計7人と社会福祉協議会の職員などが、1人暮らしの高齢者宅2軒を訪れ、玄関先や軒下、灯油タンクの回りなどに積もった雪を片づけた。
今週に入ってからの大雪で、再び一気に積雪が増えた小国町内。
訪れた町の中心部にある住宅地にも、人の背丈ほどの高さまで雪が積もっていて、生徒たちは、スコップなど除雪用具を使って雪をかきだし、流雪溝や近くの川へと運んでいった。
(ボランティア受けた高齢者)
「ありがたいこと。手伝ってくれる人がいて幸せです」
(高校生)
「高齢者の多い地域なので、助け合いながらお手伝いができてよかった」
「これからも高齢化は続くと思うので、若い人がいるうちにこうしたボランティアに参加することは良いと思う」
約1時間の作業できれいに雪を片付けた生徒たちは、満足そうな表情を浮かべ、これからも町のためにできることを続けたいと誓っていた。