県民の暮らしを守るために活躍する警察官をたたえる「山形県民の警察官」の表彰式が、山形市で行われた。
「山形県民の警察官」は、県民の安全・安心を守るため第一線で活躍する警察官を表彰するもの。
2024年度は、村山警察署刑事課の鈴木健太郎警部補(47)と、警察本部刑事部刑事企画課の伊藤真理子巡査部長(47)の2人が選ばれた。
村山警察署の鈴木警部補は、SNSを悪用した薬物密売事件で、立証に欠かせない鑑識部門の陣頭指揮を執り、犯行グループの早期検挙に貢献した。
また、後進への指導力が高く評価された。
(村山警察署刑事課鑑識係長・鈴木健太郎警部補)
「鑑識活動・捜査について評価をいただいたので、今後もしっかりと一つひとつ丁寧な仕事をして県民の安全安心に貢献したい」
県警本部の伊藤巡査部長は、捜査支援や事件発生時の情報分析にあたっている。
都市部とは異なる地方の実情に合わせて分析手法を工夫し、事件の早期解決につなげている。
(県警本部刑事企画課・伊藤真理子巡査部長)
「まさかこのような賞をいただけるとは思っていなくて、素敵な場所でみなさまに祝っていただいて幸せ。この賞を糧に新たな気持ちで仕事を頑張りたい」
表彰を受けた2人は、今後も県民の安全と安心のため職務に精進していきたいと決意を新たにしていた。