県商工会連合会が、経営支援を行う人材の指導力向上やノウハウの共有を図ろうと、経営指導員が行った支援事例の発表会を開いた。
山形市で24日開かれた発表会には、県内の商工会の会員など約130人が参加した。
発表会は、経営支援を行う人材の指導力向上やノウハウの共有を図ろうと県商工会連合会が毎年開いているもので、県内7つのエリアで行われた創業支援や売上増加をめざしたサポートで高い効果をあげたものが紹介された。
各商工会の会長や委員などが審査し、レストランへの支援を発表した南陽市商工会の遠藤誠さんが最優秀賞に選ばれた。
遠藤さんは、経営者とともにこだわりの料理を楽しむ「時間」の提供を第一に考え、あえて値上げに踏み切ったことで、コロナ禍以前よりも店の売上を伸ばすことに成功したという。