公立高校入試をめぐっては、2度の受験機会を設ける「前期選抜」が2024年度から県内3つの高校で先行導入される。県は、前期選抜を行う3校の志願倍率を公表した。
県内の公立高校入試をめぐっては、従来の「推薦入試」を廃止して、一般入試で2度の受験機会を設ける「前期・後期選抜」が2025年度からすべての高校で導入される。
それを前に、谷地・米沢東・南陽の3校で、2024年度の入試から前期選抜が先行導入されることになっていて、24日、その志願倍率が公表された。
<前期選抜の志願状況>
谷地高校:募集定員24人に対し志願者数20人で0.83倍
米沢東高校:募集定員48人に対し志願者数113人で2.35倍
南陽高校:募集定員48人に対し志願者数41人で0.85倍
前期選抜は2月3日に3校で行なわれる。
試験内容は「個人面接」「集団面接」「作文」など5つの中から、学校が1つ~3つを選んで実施する。
「後期選抜」の内容や日程はこれまでの一般入試と変わらず、3月7日に行われる。