中古本の販売を手掛ける神奈川の企業が、子どもたちに読書の機会を創ってもらおうと、新庄市の文化交流施設に本を贈った。
新庄市の「ゆめりあ」に絵本などの中古本80冊を寄贈したのは、神奈川のブックオフコーポレーション。
21日、職員が施設を訪れ、ご当地ヒーローの「ユメリオン」たちに本を手渡した。
ブックオフコーポレーションは、子どもが本に親しみ読書をする機会をたくさん創ってもらおうと、2024年度は山形を含む16道県で、児童施設・学校などに本を贈るプロジェクトを行っている。
県内では2024年9月~10月に希望する施設から応募があり、選考の結果、ゆめりあを含む5つの施設に計400冊以上を贈ることになった。
寄贈を受けたゆめりあでは、子どもたちに本を読んでもらうため、今回新たに図書コーナーを設けたという。
(ブックオフコーポレーション仙台支社・福庭万祐子さん)
「前回は5県だったが、今回は16道県に寄贈を拡大。次回以降全国に広げていきたい」
ブックオフコーポレーションでは今回、全国約50の施設に約5000冊を贈る予定。