山形空港を発着する羽田便について、現在の2往復運航が2029年春まで継続されることが決まった。
山形~羽田便は現在、国土交通省が行う「羽田発着枠政策コンテスト」によって1往復分が配分され、朝と夕方に2往復運航されている。
国交省はきのう、2025年春以降のコンテスト枠の配分を発表し、山形~羽田便への配分が2029年3月まで延長され、2往復運航が4年間継続されることになった。
羽田便の利用者数は、コロナ禍前の2019年度が10万3717人だったのに対し、2023年度は10万5363人と、2往復になって以降、過去最多を更新している。
県は今回の延長決定を、「自治体や航空会社によるさまざまな利用促進の取り組みの成果」としている。
また、庄内空港を発着する羽田便についても、21日、全日空が期間増便としていた「1日5往復運航」を、3月30日~5月31日・10月1日~25日の期間も延長すると発表している。