1月16日、寒河江市で、雪かきをしていた男性が転倒し死亡していたことがわかった。県内で今シーズン、雪による死亡事故はこれが初めて。
死亡事故があったのは、寒河江市中郷にある住宅の敷地内。
1月16日午前7時ごろ、市道の除雪にあたっていた作業員が、住宅の敷地内で70代の男性が倒れているのを発見した。
男性は意識不明の状態で病院に運ばれ、その後、死亡が確認された。
寒河江市によると、男性はこの家で1人で暮らしていて、額には雪かきの途中で転倒したとみられる傷があった。
警察による解剖の結果、「死因は病死ではない」と判明したことから、21日、県が雪による人的被害として公表した。
県内で今シーズン、雪による死亡事故はこれが初めて。
県内では、このほか雪下ろし中の屋根からの転落などで重傷19人・軽傷12人の計31人がけがをしている。