心と声を合わせて大人も子どもも真剣勝負。新年の飛躍も願って、長縄跳びの回数を競う大会が19日、舟形町で開かれた。
(舟形小・2年生)
「11回跳んだ」
「私は30回!」
「楽しい!」
この大会は、町民同士の交流と健康づくりを目的とした舟形町の新春の恒例行事。
個人と団体の2種目で、連続して跳んだ回数を競い合う。
最も盛り上がるのは、1チーム10人以上で挑む「長縄跳び」の団体戦。
小学生の部では、軽やかな身のこなしで44回を跳んだ舟形小6年生のチームが優勝した。
「せーの!」
大人も負けていない。日ごろの運動不足を気力と根性で補い、回数を重ねていくが...。
「しんどい...へとへと。日ごろからもっと練習しようと思う」
「足が上がらない」
「全然動けないことを実感しています」
チームワークが鍵を握る長縄跳び。
男女混成の部で白熱の戦いを制したのは、アスリートクラブの保護者たちだった。
「勝因は心を一つにしたチームワーク」
「団結力ですね」
大会記録は2008年に統合前の旧長沢小学校の6年生が樹立した405回で、17年間破られていない大記録だ。