庄内の冬の味覚・寒ダラ。
庄内地方では、1月の寒の入りから節分のころまでに獲れる真ダラを「寒ダラ」と呼び、身が締まった上にあぶら乗りが良く、オスが持つ白子の濃厚な味も人気の食材。
鶴岡市の由良漁港では、午後2時すぎから漁を終えた底引き網船が続々と港に戻り、活きの良い寒ダラを水揚げしていた。
今シーズンはシケの日が多く、水揚げ量は少ないものの魚体は良いということで、20日は12キロの大物もあり、鮮度を保つため手際よく発泡スチロールのケースに箱詰めされていた。
(第21輝修丸・石塚修さん)
「まだ始まったばかり、これから獲れると思う。やっぱり寒ダラ汁、そしてタラコ、白子ポン酢などがおいしい」
寒ダラ漁は2月上旬がピークで、2月いっぱい続く。