「山寺」の通称で知られる山形市の立石寺で「鐘楼」のすす払いが行われた。
立石寺では、40年ほど前から、毎年12月30日に年越し行事として鐘楼のすす払いをしている。
30日は、清原正田住職が1年を締めくくる祈祷をし、その後、寺の職員と山寺観光協会の計15人が笹の葉や雑巾などを手に汚れを落としていった。
立石寺では12月はじめから年の瀬の掃除を行い、江戸末期に建立された「鐘楼」のすす払いが最後の作業となった。
(立石寺・清原正田住職)
「(今年は)山形県内も大きな水害があって被害を受けた人もたくさんいたと思う。来年は災難がないようにお祈りした」
立石寺では正月三が日1万人から3万人の初詣客を見込んでいる。