バスケットボール・B2の山形ワイヴァンズは、21・22日、ホームで同じ東地区3位の福井に連勝。最高の形で年内最後のホームゲームを締めくくった。
福井には前回連敗した借りを返したい山形、21日のゲーム1は山形2シーズン目のホリフィールドが攻守に素晴らしい活躍を見せた。
いいアシストを受け着実に得点するのに加え、自らも隙をついたドライブで仕掛ける。
前半5点リードで折り返した山形は、後半もホリフィールドにボールを集める。
厳しいマークに遭っても巧みに交わしてフェイダウェイ・ショット。極め付きは得意のブロックショットで相手の攻撃を封じながら自ら走って得点。
ホリフィールドはこの日、Bリーグでのキャリアハイを更新する34得点と大爆発し、山形は24点の大差をつけてゲーム1を制した。
続く22日のゲーム2、山形は修正を図ってきた福井の攻撃に手を焼く。
NBAでのプレー経験があるライアン・ケリー、圧倒的な高さ216センチのベンジャミン・ローソンにゴール下から攻め込まれる。
対する山形はこの日もホリフィールドが絶好調。
ブロックショットから速攻につなげるなど食らいつき、前半を同点で折り返す。
しかし、後半に入るとB1でのプレー経験が豊富な選手が多い福井にリードを許す展開に。
第4クォーターで9点のビハインドと苦しい展開になったが、流れを変えたのは白戸大聖。
(実況)
「ベルから走っていたホリフィールド、戻して白戸、スリーをねらいます。決まったー!」
「コーナーの白戸に渡して、スリー連発来るか、来たー!」
白戸の立て続けの3ポイントシュートで追いすがり、最終盤の勝負所でホリフィールドが託されたパスを決め切った。
大接戦をものにした山形は連勝。年内最後のホームゲームを最高の形で締めくくった。
次節は12月28日、アウェーで熊本と対戦する。