東北芸術工科大学は学科を一部再編し、2026年度から「アニメ」や「食」に関するコースなど新たに6つのコースを設置すると発表した。
東北芸術工科大学は現在、芸術学部とデザイン工学部の2学部で計15の学科とコースを設けている。
大学は23日、2026年4月から2つの学部はそのままに、計19の学科・コースの体制に変えることを発表した。
今後、新たに設置されるのは6コースで、デザイン工学部映像学科に手描きアニメーションや生成AIなどの最新映像技術を学べる「CG・アニメーションコース」、デザイン工学部企画構想学科に食に関する企画やデザイン・プロデュースを学べる「食文化コース」などが設置される。
なお、2025年度で、芸術学部文化財保存修復学科・デザイン工学部コミュニティデザイン学科の募集は停止される。
東北芸術工科大学は現在、文部科学省への変更認可申請の準備を進めていて、再編後の入学定員は593人から636人(43人増)に拡大される予定。
大学は学科の再編を行うことで、より社会課題の解決に貢献できるクリエイティブな人材を育成したいとしている。