今年度の全国体力テストの結果が公表され、山形県は小学女子と中学女子が調査開始以来最低となった。
全国体力テストは小学5年と中学2年を対象に行われ、握力や上体起こし、50メートル走などの8種目で体力や運動能力を計る。
山形県の児童生徒の8種目の合計点は、小学5年の男女と中学2年の男子で昨年度に続いて全国平均を上回った。男子は小学と中学ともに昨年度から伸びた一方、女子はともに昨年度を下回り、2008年度の調査開始以来最低となった。
県教育委員会は今後「有識者から助言をいただき、学校・家庭と連携して、児童生徒の体力・運動能力の向上に取り組んでいく」とコメントしている。