鶴岡市の中学校で、地域に工場がある「モーター」のプロによるユニークな出前授業が行われた。
鶴岡第二中で理科の出前授業を行ったのは、精密小型モーターなどを扱う市内の事業所に勤務する社員たち。
17日、2年生を対象に身近な暮らしにモーターが数多く使われていることや、モーターを使った実験を通して、授業で習う法則をわかりやすく教えていた。
授業の内容は9月中旬から社員たちが考えてきたもので、地域貢献だけでなく、自分の仕事に誇りを持つ機会にもなるそう。
(生徒)
「モーターの種類が予想以上に多かったことがとても印象的だった」
(オリエンタルモーター・齋藤侑輝さん)
「モーターっていうものはなかなか想像しづらいものだと思うので、仕組み・原理を少しでもわかってもらえれば良いなと思い授業した」
生徒たちにとっては、モーターのプロたちの授業にあらためて理科の面白さを感じた時間となった。