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【山形】新年を新たな気持ちで年の瀬恒例「すす払い」・約3メートルのササ竹使い 鶴岡市・荘内神社 12/16

鶴岡市の荘内神社では、今年1年のホコリを落とし新年を新たな気持ちで迎えようと、年の瀬恒例の「すす払い」が行われた。

庄内藩主・酒井家の先祖を祀る鶴岡市の荘内神社では、毎年、この時期にすす払いを行っている。

16日は午前9時から長さ約3メートルの「ササ竹」を使ってご祭神を祀る社殿周りを払い、1年のホコリを落としていった。
鶴岡市は時折、雪が舞う厳しい寒さとなったが、作業にあたった9人の神職やみこたちは社殿内の拭き掃除なども丁寧に行っていた。

(荘内神社・石原和香子禰宜)
「ことしは元日の能登半島地震から始まり、庄内・最上地域を襲った豪雨災害など自然災害が起きた年。当たり前なことが当たり前じゃないことをあらためて実感させられた1年だった。来年1年が幸せな年であるよう願いを込めて作業している」

新年の三が日、荘内神社は約8万人の初詣客でにぎわう見込みで、元日の午前0時からは元旦祭の祈とうが行われる。



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