庄内地方などで冠婚葬祭場を営む新潟の企業が、県内の福祉施設などに車いすを寄贈した。
酒田市・鶴岡市の福祉施設や医療法人など8カ所に車いすを寄贈したのは、庄内地方や新潟県内で冠婚葬祭場を営む「アークベル」。
関連会社などとチャリティ基金を作り、社会貢献活動の一環として1993年から続けていて、今回寄贈された車いすはひじ掛けの上げ下げができて乗り降りがしやすいタイプ。
寄贈先を代表して、酒田市の社会福祉法人「光風会」の櫻田淳さんが「いただいた車いすを大切に活用したい」と感謝の言葉を述べた。
12日、新潟県内でも贈呈式が行われ、これまでの累計の寄贈数は車いす1027台、福祉車両4台などとなり、助成・寄付の総額は1億円を超えるという。