6日、東北新幹線が車両のトラブルにより約3時間、運転を見合わせた。山形新幹線つばさも運休や区間運休し、7日のダイヤにも影響が及ぶことになった。
(ヘリリポート)
「赤い色と緑色の新幹線の連結部分が外れているのが確認できます。現在、乗客たちは車内に閉じ込められている状況です」
6日午前11時半ごろ、東京の西日暮里駅近くを走行する東北新幹線のはやぶさとこまちの下り列車が、自動ブレーキが作動し緊急停止した。
その後の車両点検で、はやぶさとこまちの連結部分が外れていたことがわかった。
このトラブルで、東北新幹線は東京駅~新青森駅の間で運転を見合わせ、約3時間後に運転を再開した。
また、山形新幹線も福島駅~新庄駅の間で折り返し運転となり、つばさが運休や区間運休した。
(山形駅利用客)
「仙台から東京行きの高速バスが取れたので何とかなったが、とても困りますね」
「合宿免許で来ていて、帰る新幹線だった。勘弁してほしい」
東北新幹線では2024年9月にも宮城県内で同様のトラブルが起きていて、JR東日本は6日は終日、やまびことつばさなど違う列車をつなぐ併結運転を中止している。
併結運転は7日も中止される。
山形新幹線つばさは、下りの始発と上りの最終を除いて福島駅~新庄駅の間だけの運転となり、東京方面へは福島駅での乗り換えが必要となる。