県内のインフルエンザの患者数が7週連続で減少している。流行するウイルスの型が切り替わるおそれもあり、県は引き続き感染対策の徹底を呼びかけている。
県衛生研究所によると、3月2日までの1週間に県内41の定点医療機関で確認されたインフルエンザの患者数は123人で、前の週から65人減った。
減少は7週連続で、1定点医療機関あたりでは県全体で3人、すべての保健所管内で減少している。
<保健所別>
山形市 6.11人
村山 3.33人
最上 3.25人
置賜 2.14人
庄内 0.83人
また、インフルエンザA型の感染が117人と全体の9割以上を占めている。
昨シーズンは、3月後半に流行するウイルスの型が切り替わり、B型の流行がピークとなった。
県は、引き続き適切なマスクの着用や手洗いなど、基本的な感染対策を続けるよう呼びかけている。