岩手で発生した山火事に、県内からも100人を超える消防隊員が派遣され、消火活動にあたっている。
岩手・大船渡市の山火事は26日午後に発生し、少なくとも住宅など84棟を含む600ヘクタールが燃え、鎮火の目途は立っていない。
また現場付近で男性1人が焼死体で見つかり、警察が関連を調べている。
県によると、総務省消防庁から山形など6県に緊急消防援助隊の出動要請があり、県内に12ある全ての消防本部の36隊112人が現地に入りした。
このうち、山形市消防本部は指揮隊と消火隊・後方支援の計5つの隊の17人を派遣した。
26日深夜の到着後から、避難指示が出ている三陸町綾里地内で夜通し活動を行ったが、朝になって進入経路に延焼するおそれがあるとして一時退避。その後、場所を変えて消火活動を再開したという。
県内からはこのほか消防防災ヘリもがみも派遣されている。