独創的なデザインが特徴の山形市の新しい市民会館について、13日、シンポジウムが開かれ、コンセプトなどが説明された。
山形市が2029年度の開館を目指す新しい市民会館は、文翔館南側の旧県民会館跡地に整備される。13日のシンポジウムは、整備の狙いや独創的な提案内容に込められた思いを広く市民に知ってもらおうと、山形市と建設や運営などを担う事業者グループが共同で開いた。登壇した佐藤孝弘市長や建築家などは、市民だけでなく観光客も出入りしやすい空間にし、街なかの回遊性を高めることや、コンサートや演劇、展示会など、市民の文化活動の拠点にしていくことを紹介した。
(参加した市民)
「バリアフリーとか今の市民会館をさらに使いやすくなるような建築になるのが楽しみ」
(参加した市民)
「山形市にはこれまでなかった建物かなと思ったので(完成が)すごく楽しみ」
山形市は今後、市民が参加するワークショップで活用のアイデアを募り、可能な限り設計に反映させていく考えだ。