山形市で、新春恒例の「初市」が開かれた。雪が降り続く中、縁起物を買い求める客でにぎわった。
山形市の初市は、江戸時代初期から続く伝統行事で、毎年1月10日に開かれている。
会場にはことしも約150店舗が並んだ。
(リポート)
「新春恒例の初市が開かれています。縁起物も並んでいます。寒い中、みなさん防寒対策をしっかりして楽しんでいます」
(市内から)
「(Q.何買った?)初飴。去年来たかったが来れなくて、ことし初めて来た。すくすく育ってもらいたい」
(市内から)
「運がいいらしいからカブを買った。ケンカなく怒らない年にしたい」
(仙台から)
「アメを買いにきました、イチゴ。楽しそうだなと思って初めて来た。サクラとだんご木、縁起物なので買っていこうと思う」
会場にはたくさんの人が訪れ、豊作などを願うだんご木や初飴などの縁起物を買い求めたり、おいしいものを食べたりと思い思いに楽しんでいた。
ひと際多くの人が集まっていたのが「もちつき踊り」。新年のお祝いムードに包まれた初市には沢山の笑顔が広がっていた。
(市内から)
「寒いが温かい店もいっぱい出ていて、中から温まる感じがしてすごくいい」
(市内から)
「地元の温かさがある。こうしたイベントがもっと増えてほしい」
(市内から)
「健康で元気な年にしたい」
このあと午後6時半からは、霞城公園で2000発の花火が打ち上げられる。