4期16年の吉村県政の評価を問う知事選がきょう告示された。これまでに2人が立候補を届け出ていて、現職と新人による一騎打ちとなる見込み。
これまでに知事選に立候補を届け出たのは、届け出順にいずれも無所属の、現職で5回目の当選を目指す吉村美栄子氏(73)と、新人で福島県白河市在住の自営業・金山屯(かなやまじゅん)氏(84)の2人。
(吉村美栄子氏)
「大災害からの復旧・復興に全力で取り組むとともに、防災士の養成や女性の参画促進、デジタル技術などを活用した地域防災力の向上・治水対策など、ソフト・ハード両面から県土強靭化を進めていく。誰もが住みやすい安心・安全な山形県を実現し、わくわく感のある未来を作っていきたい」
(金山屯氏)
「初めて訪れて、山形県も日本中の政治のおかしさに負けず嫌いなほどひどくなっていると思い声を上げた。山形県のみなさんにこの声が届くなら、特に若者たちに伝えたいと思ったのは政治の刷新。若者たちにぜひ立ち上がってほしいという気持ちも重なり立候補に踏み切った」
届け出は9日午後5時に締め切られ、ほかに立候補がなければ一騎打ちが確定する。
県内の有権者は8日時点で87万1787人で、投開票は1月26日に行われる。