酒田市のJA庄内みどりが、まもなく受験を迎える市内の中学3年生に県産ブランド・つや姫の「合格祈願米」を贈った。
「合格祈願米」は、まもなく高校受験を迎える酒田市内の7つの中学校の3年生と教職員分あわせて852袋用意され、8日、JA庄内みどりの田村久義組合長から酒田市の赤坂宣紀教育長に贈呈された。
1袋300グラムの祈願米は、2024年の豪雨災害の後にJA庄内みどりの管内で収穫されたつや姫で、12月25日に学問の神様を祀る鶴岡市の鶴岡天満宮で祈祷を受けたもの。
JA庄内みどりは、受験に夢と希望を持って臨んでほしいと、毎年、生徒たちに祈願米を贈っていて、ことしで6年目になる。
(JA庄内みどり・田村久義組合長)
「ことしの祈願米は災害に耐え厳しい環境を乗り越えたつや姫なので、試験前日の夜か当日の朝に食べてほしい」
JA庄内みどりは、9日、遊佐町の中学生にも祈願米を贈るという。