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【山形県知事選挙】9日告示・選挙戦へ 5期目を目指す現職・無投票阻止掲げ出馬の新人 2人の公約は 1/ 8

任期満了に伴う知事選があす9日に告示される。出馬を表明しているのは現職と新人の合わせて2人で、選挙戦となる公算が大きくなっている。5期目を目指す現職と、無投票阻止を掲げ出馬を決めた新人、2人の公約とは。

知事選に出馬を表明しているのは、いずれも無所属の、現職で5期目を目指す吉村美栄子氏(73)と、新人の自営業・金山屯(かなやまじゅん)氏(84)の2人。

吉村氏は2009年に初当選し、現在4期目。
これまで支援を受けてきた立憲・国民・共産に加え、今回初めて自民党からも支援を受ける。このほか、県内35の市町村すべてのトップの後押しも受ける。

(吉村美栄子氏)
「みんなで力を結集して、山形県を将来の世代も安心していきいきと生活していける持続可能な社会にしていかなければいけない」

今回は公約として、「県民が幸せを実感できる」「安全安心に暮らせる」など5つの柱を掲げた。

中でも力を入れるのが2024年7月の豪雨災害からの復旧・復興など災害への対応。
「河川の治水対策」や「JR米坂線の早期復旧」などのハードの整備、さらにソフト面の防災力強化も進めるとしている。

(吉村美栄子氏)
「減災も大事だと思うし、防災教育・避難所運営などさまざまな面で、現場の話を聞きながらしっかりと前に進めていきたい」

また、前回の4期目の公約に引き続き、「仮称・米沢トンネル整備の早期実現」や「子育ての経済的負担への対策」も盛り込んだ。
保育料や出産費用などの「子育て費用」は、前回"段階的完全無償化"を目指し公約の目玉としたが、今回は"負担の軽減"にとどめている。

一方、金山氏は福島県白河市在住で、福島県内で乗馬クラブの経営などを行ってきた。
これまでに福島県知事選をはじめ、福島県内の選挙に9回出馬し、いずれも落選している。

政党の支援は受けずに活動するとしている。今回、隣県・山形の知事選に出馬を決めた大きな理由として「無投票当選の阻止」を挙げている。

(金山屯氏)
「こんな時代に政治が無投票で進んでいいのか。それに大きな疑問を持った」

金山氏が公約として掲げるのは2つ。
高速道路のトンネルの最高速度を時速50キロに下げるなど、「安全な高速道路網」の実現。

そして、性的マイノリティのカップルを結婚に相当する関係と認める、県の「パートナーシップ宣誓制度」の廃止だ。また、それに伴う出産・子育て支援の拡充も訴えている。

(金山屯氏)
「新しく選挙権をもった若者が大勢いる。『君たちの一票が山形県・日本・世界を変える』と訴えたい」

知事選は、9日に告示され、1月26日投開票。





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