インフルエンザの流行が拡大している。山形市保健所と最上保健所管内では、定点あたりの患者数が今シーズン初めて警報レベルの30人を超えた。
12月23日からの1週間に確認されたインフルエンザの患者数は、県全体で1187人で、前の週と比べて1.7倍に増加した。
定点1医療機関あたりでは県全体で27.60人と注意報レベルだが、警報発表レベルの30人に迫っている。
保健所別では、最上が42.75人・山形市が32人で、今シーズン初めて警報レベルを上回った。
そのほかの保健所でも患者数は増加していて、いずれも注意報レベルとなっている。
県は「こまめな手洗い」や「マスクの着用を含む咳エチケット」「換気」など、感染対策の徹底を呼びかけている。
一方、「手足口病」の定点あたりの患者数は1.93人で、24週間にわたって続いていた警報レベル2を下回った。