2024年7月の大雨で中止された「酒田の花火」について、酒田市の矢口市長は「今年と来年の2年間は開催日を9月にずらして実施する」と発表した。
「酒田の花火」の開催日程の変更は花火の実行委員会で決まり、7日、矢口明子市長が明らかにした。
(酒田市・矢口明子市長)
「河川増水のリスクが高い時期や熱中症リスクの高い酷暑の時期を避け、可能な限り安全に開催ができる日程として、2年間は9月の第2土曜日として準備を進めていく」
具体的な開催日程は、2025年が9月13日、2026年が9月12日のいずれも土曜日で、場所は例年通り酒田市落野目の最上川河川敷の予定。
「酒田の花火」は、これまで8月の第1土曜日に開催されてきたが、過去7年で4回も会場の設営時期にあたる7月下旬~8月上旬に大雨で河川敷が浸水し、2024年と3年前は中止を余儀なくされた。
日程変更は急激な気候変動への対応がねらいで、2027年以降の開催日については、2025年・2026年の開催状況を見ながら判断するとしている。