サッカーJ2・モンテディオ山形の新シーズンが始動した。8人の新戦力を加え、悲願のJ1昇格を目指す。
3年目を迎えた渡邉晋監督のもと、「J2優勝・J1昇格」の大きな目標に挑むモンテディオ山形。
今シーズン初練習の7日は、新加入の外国人選手を除く30人が体幹トレーニングやボールを使った練習で約1時間汗を流した。
初練習には多くのサポーターが訪れ、練習を見守った。
「実績ある選手が加入してくれたので楽しみ」
「(Q.注目選手は?)土居聖真選手。シュート性能を生かしてゴールを決めてほしい」
「去年は最後の最後で悔しい思いをしたので、ことしはぜひ1位でJ1昇格、J2優勝で決めてほしい」
「去年までの経験を踏まえ、どこにも負けないチームになってJ1に行きたい」
チームには、レンタル移籍から復帰した選手も含め8人が新加入。
J1鹿島から中村亮太朗が完全移籍。昨シーズンは清水で主力としてプレーし、J2優勝に大きく貢献した選手だ。
また、横浜F・マリノスから完全移籍で加入したのは吉尾海夏。昨シーズンは韓国の1部リーグでプレーし、左足から繰り出される精度の高いシュートやパスが武器のアタッカー。
そして、土居やディサロなど昨シーズン主力として活躍した選手のほとんどが契約を更新している。より磨きをかけた「攻撃的なサッカー」でJ1昇格をねらう。
(南秀仁選手)
「監督がやろうとするサッカーにぴったり当てはまる選手が来てくれたし残ったし戻ってきてくれた。必ずこのメンバーでJ1昇格を成し遂げられる」
(土居聖真選手)
「鹿島から移籍の亮太朗とは家族ぐるみでご飯に行っていた。2人でコンビネーションを練習から出すことも試合でもよくあった。頼もしい選手がきてくれたなと切磋琢磨して頑張っていきたい」
(渡邉晋監督)
「ことしは質を上げていくことを求めていかないといけない。抜かりなくやっていきたい。選手たちも気持ちよく動いていたし笑顔も見られたし、明るい空気に包まれたので、すごく良い初日をスタートすることができた」
チームは1月13日から静岡で1次キャンプをスタートさせ、2月15日にアウェイで大宮との開幕戦に臨む。