11年前の1月7日、天童市の女子中学生がいじめを苦に自ら命を絶った。生徒が亡くなった現場を天童市長などが訪れ、あらためて再発防止を誓った。
7日朝、天童市の新関茂市長や教育長など4人が、女子生徒が亡くなった現場を訪れ、花を手向けた。
2014年1月7日、天童市の中学校に通う当時1年生の女子生徒が、3学期の始業式の朝、山形新幹線にはねられ死亡した。
女子生徒は当時、中学校で悪口や精神的ないじめを受けていて、その後、市の第三者委員会が「自殺はいじめが最大の要因」と結論づけている。
(天童市・新関茂市長)
「行政に携わる一人として、このような悲しい出来事は決して忘れてはならないとあらためて痛感した。天童市の未来ある子どもたちの健全育成にまい進していきたいと強く思う」
新関市長は、「このようなことを二度と繰り返さないよう、市の責務を全力で果たしていく」として、あらためて再発防止を誓った。
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