5日夜遅く、酒田市で、道路を歩いて横断していた高齢の女性が車にはねられ、死亡した。
5日午後10時50分ごろ、酒田市東大町の県道で、横断歩道を渡っていた女性が左から来た普通乗用車にはねられた。
はねられたのは近くに住む無職の中野啓子さん(74)で、頭などを強く打ち意識不明の状態で病院に運ばれ、約1時間後に死亡が確認された。
死因は脳挫傷だった。
車を運転していたのは、遊佐町に住む代行運転手の50代の男性で、ほかに2人の客も乗っていたが、いずれもけがはなかった。
現場は信号機のある十字路交差点で、警察は事故当時、歩行者側の信号が赤だったとみて事故の詳しい原因を調べている。