新春恒例のサクランボの初競りが行われ、超促成栽培の佐藤錦に過去最高となる「一箱150万円」の値がついた。
5日早朝、サクランボの初競りが行われたのは山形県天童市の青果市場。
初競りにかけられたのは、天童市の農家・花輪和雄さんが加温ハウスで育てた超促成栽培の「佐藤錦」。
ことしは、桐箱入りのLサイズ・300グラムと500グラム、2Lサイズの500グラムが競りにかけられた。
中でも2Lサイズの500グラムは、これまで4年連続で一箱100万円の値がついていて、ことしも価格が注目された。
競りの結果、2024年を大きく上回る過去最高値の一箱150万円で競り落とされた。
一箱68粒入りなので、1粒当たりの値段は約2万2000円となる。
(ジェイエイてんどうフーズ営業二課・萬年憲一課長)
「今年1年良い年になってほしいという思いが、この値段に反映されたのかなと思う」
5日、東京の大田市場でもサクランボの初競りが行われ、2Lサイズ・500グラムの超促成栽培の佐藤錦が一箱150万円で落札され、こちらも過去最高値を更新した。