大相撲九州場所で初めて賜杯を手にした大関の琴櫻関が、25日夜、天童市で開かれた祝賀会で、綱取りへの決意を語った。
25日夜の祝賀会は、後援会会長が経営するスーパー「おーばん」が開いたもので、約400人が参加した。
11月の九州場所で幕内初優勝を果たした琴櫻関は、部屋の力士とともに出席し、来場所初めて挑む綱取りへの決意を語った。
(大関・琴櫻関)
「山形の郷土力士として扱っていただき本当にうれしく思う。来場所も白星が増えて(山形に)帰って来られることをしっかりと約束して私のあいさつと代えさせていただく。本日はありがとうございます」
祖父の先代・琴櫻に並ぶ横綱昇進を決めれば、日本人力士として稀勢の里以来8年ぶりの偉業となる。
(おーばん・二藤部洋社長)
「我慢・集中・継続、やはり日々の稽古が大切なのでしっかり鍛錬して、そして初場所に臨んでほしい」
大相撲初場所は、東京・両国国技館で1月12日に初日を迎える。