山形市の卸売市場では、イクラやカニなど正月の食卓を飾る食材の取り扱いがピークを迎えている。
(競り)
「25スタート、27一人、28一人、2929、29、18番」
水産物と青果物を扱う県内唯一の総合市場・山形市の公設地方卸売市場では、年末年始向けの食材の出荷のピークを迎え、26日朝の競りでも威勢の良い掛け声が響いた。
ことしは水産物の価格が高騰し、イクラは国産が2023年の2倍、輸入ものも4割高く取り引きされている。
また、カニやカズノコも円安などの影響で約2割高くなっている。
(山形丸魚水産統括部・阿部洋二部長代理)
「来年も資源が少なくなっているし、為替の状況が今のまま続けば来年も値段は高くなると考えている」
山形市公設地方卸売市場の年内の営業は30日まで。