川西町では正月に欠かせない切りもち作りが最盛期を迎えていて、従業員が連日作業に追われている。
川西町西大塚の大塚もち加工センターでは、地元の農家がもち米の栽培から加工・販売までを一貫して行っている。
切りもちづくりは正月用の需要がある12月に年間生産量の約8割が集中し、従業員が総出で作業してる。
センターでは一般的な「白もち」や置賜地方に古くから伝わる「味噌もち」など、8種類の切りもちを作っていて、もち米を蒸かしたり、機械にかけてついたりと、一連の作業を手分けして進めていた。
切りもちづくりは30日ごろまでピークが続くという。
(大塚もち加工センター・近野昌信さん)
「もちを食べて今年の終わり、そして新しい年を迎える。家庭団らんの中でもちを食べてもらいたい」
切りもちはセンターのほか町内の産直施設などで販売されている。