※【生出演1/2】最終節の振り返りからつづく
サッカーJ2・モンテディオ山形は、12月1日(日)に、J1昇格に向けた第1関門、プレーオフ準決勝を控えている。27日は、山形をプレーオフに押し上げたストライカー・ディサロ燦シルヴァーノ選手にスタジオにお越しいただいた。意気込みなどを聞いていく。
<12/1(日)に迫るプレーオフ準決勝>
プレーオフは、トーナメント方式。準決勝は、4位の山形と5位の岡山、3位の長崎と6位の仙台が対戦する。
上位チームのホームで試合が行われるため、準決勝は山形のホームゲームとなる。そして、引き分けの場合は上位のチームが勝ち進めるというアドバンテージもある。
リーグ最終盤もそうだったが、引き分けでもいいという状況は、選手たちの心理に何か影響はありますか?
ディサロ選手:
どう心理に影響するかはわからないが、監督が口酸っぱく言っているが、僕たちはいつも勝利をねらっているので、引き分けようという気持ちはさらさらない
準決勝の相手は、山形でも指揮を執っていた木山監督率いる岡山。
昨シーズンまで山形にいた藤田息吹選手も主力として活躍している。岡山は、今シーズン失点数がJ2で2番目に少なく安定したディフェンスが持ち味のチーム。
山形は2年前のプレーオフの初戦、岡山ホームで対戦し、ディサロ選手の先制ゴールもあって3対0で完勝。岡山にとって山形は因縁の相手ともいえるかもしれない。
岡山の印象は?
ディサロ選手:
ディフェンスに安定感があって、セットプレイや前も人数をかけて攻めてくる。そこは僕たちも変わらないので、チーム全体でこじ開けたいと思います
準決勝に向けて、岡山の藤田選手と木山監督に話を聞いている。
ファジアーノ岡山MF#24・藤田息吹選手:
山形に3年間所属していて、すごくたくさん応援してもらった。またあのピッチでプレーできるのは楽しみでもあるし、山形に絶対負けたくない相手でもある。
最後は自分たちがどれだけ昇格したいかという気持ちの部分が大きいと思うので、そこを強く持って臨む
ファジアーノ岡山・木山隆之監督:
お互い自動昇格こそできていないが、その次にJ1に近いところで戦ってきたチームだと思う。自分たちは挑戦者として3ポイントを取るためだけにやる。
はっきりとした試合になると思うので、全力で臨みたいと思う
2年前はともに山形でプレーオフを戦った藤田選手と相まみえる形、藤田選手の話を聞いてどうですか?
ディサロ選手:
いぶくん(藤田選手)が言っていた通り、昇格への気持ちが強いチームが勝ち上がると思うので、その部分で必ず勝ちたいと思う
2年前は期限付き移籍、今回は完全移籍を経てのプレーオフということで、心境の変化はありますか?
ディサロ選手:
そこに関する心境の変化はないですね。いま所属しているチームで、そのチームを上に押し上げたいという気持ちに違いはない
そして27日、チームは岡山戦に向けて練習を公開した。
最終節から期間が空いたが、この練習の雰囲気はどうですか?
ディサロ選手:
期間が空くことはシーズン中でもあるので、そこに対して戸惑いはないと思う。一人ひとりが自分にできることを考えて、最大の準備ができた3週間だったと思う
リーグ戦の時は、次節に向けてその前の1週間は相手チームの対応をすると思うが、この3週間は岡山だけに集中したトレーニングだったのですか?
ディサロ選手:
そんなことはないですね。前回の試合の振り返りだったり、岡山に向けて対策だったり、相手のウィークをつく練習はあったが、自分たちが積み重ねてきた今までのものを反復するような練習だったと思います
練習後、選手たちに岡山戦に向けた意気込みを聞いた。
DF#5・安部崇士選手
岡山は守備でも固くやってくるチーム。そう簡単に勝てない相手だと思うが、自分たちが積み上げてきたものをぶつけていけば勝てると思う。そこはぶれずにやっていきたい
MF#25・國分伸太郎選手
3週間という時間があったが、早く試合をしたい思いでいっぱいだったので、ようやく試合ができるのを楽しみにしている。チームのために1ゴール・点を取ることができるように、しっかり準備したいと思う
MF#88・土居聖真選手
みんな良い雰囲気でやれているので楽しみ。J1昇格したいし、期待も込めてたくさんの声援を送っていただければと思う
最後に、ディサロ選手にもプレーオフに向けた意気込みとサポーターへのメッセージをいただきたいと思う。
ディサロ選手:
日ごろより応援していただいているサポーターのみなさん、ありがとうございます。みなさんもこのゲームの重要さをわかっていると思いますが、よりたくさんの方に現地に足を運んでいただいて、より多くのサポーターと勝利を分かち合いたいと思うので、ぜひNDソフトスタジアム山形に足を運んでください、待ってます!
ありがとうございます。
J1昇格に向けた第一関門、岡山とのプレーオフ準決勝は12月1日(日)、ホームで午後2時キックオフ。
スタジアムでは、先着1万8000人に「イチガンタオル」がプレゼントされる。チームカラーのタオルを掲げて、山形をJ1へ後押ししよう!
プレーオフでも、ディサロ選手のゴール&レレマスクが見たい。