10月の衆議院選挙で、県警は家族になりすまして投票したとして、山形市の40代男性を公職選挙法違反の疑いで書類送検した。衆院選での取り締まりによる県内での検挙は、この1件だけだった。
公職選挙法違反の疑いで書類送検されたのは、山形市の40代男性。
男性は、先の衆院選の期日前投票期間だった10月16日~26日までの間に、山形市内の期日前投票所で、家族になりすまして投票した詐偽投票の疑いがもたれている。
男性の家族が投票しようとした際に担当者が調べたところ、すでに投票したことになっていたことから詐偽投票が発覚した。
警察は、男性が家族になりすまして投票したとして、26日までに書類送検した。
公職選挙法では、他人になりすまして投票した場合、2年以下の禁錮または30万円以下の罰金と規定されている。
今回の衆院選での県内の検挙はこの男性のみで、警告は1件だった。
県警は、選挙違反取締本部を26日に解散している。