海外のオンラインカジノで賭博をした疑いで、米沢市の男性が書類送検された。オンラインカジノの賭博容疑で検挙されたのは県内初。
賭博の疑いで書類送検されたのは、米沢市の46歳の男性会社員。
男性は2022年1月ごろ、自宅でタブレット端末から海外のオンラインカジノのサイトにアクセスし、「バカラ」と呼ばれる賭博をした疑いがもたれていて、容疑を認めている。
警察によると、男性は2021年2月ごろからことし1月ごろまでの約3年間、海外のオンラインカジノで暗号資産を使って賭博をしていて、賭けた2000万円を全て失ったという。
男性は、「海外のカジノサイトだから少しくらいやってもバレないと思った」「2000万円を失って賭博を辞めざるを得なくなった」と供述している。
県内でオンラインカジノの賭博容疑で検挙されたのは、記録が残る1989年以降初めて。
警察は、「海外では合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内からインターネットに接続して賭博をすることは犯罪となる」として、オンラインカジノの賭博を絶対にしないよう呼びかけている。