日本政府観光局が主催する外国人記者対象の体験ツアーの一行が、26日から県内を訪れている。
国土交通省が所管する独立行政法人・日本政府観光局は、インバウンドの増加を目的に、海外メディアの関係者を日本に招き、観光地めぐりや観光プログラムを体験してもらうツアーを行っている。
今回は、置賜の自然や文化に触れてもらうツアーが企画され、日本国内に住む海外メディアの記者5人が参加した。
一行は26日に県内入りし、飯豊町の白川ダムでカヌーを体験。インストラクターから指導を受けながら、約1時間にわたり湖の上から見る紅葉を楽しんだ。
記者たちは、雄大な自然に間近で触れることができる体験に感激し、海外にも魅力を伝えたいと話していた。
(ヨハン・ブルックスさん)
「きょうもとてもきれいだが別の季節も良いと聞いた。水没林を見たくてたまらなくなった」
(アイリーン・クゥオさん)
「台湾はあまり季節の変化がないのでおすすめ。この自然に近い場所はすごくおすすめです」
27日は南陽市を訪れ、熱気球に乗ったり熊野大社で巫女体験したりする予定。
記者の体験はアメリカやヨーロッパ・アジアの国々に発信されるという。