24日に千秋楽を迎えた大相撲九州場所で、山形ゆかりの琴桜が大関同士の相星決戦を制し初優勝した。県内からも喜びの声が聞かれた。
大関・琴桜は尾花沢市出身で師匠の佐渡ヶ嶽親方の長男で、九州場所が大関になり5場所目。
13勝1敗で迎えた24日の千秋楽で相星の大関・豊昇龍をはたき込みで破り、悲願の幕内初優勝を果たした。
社長が部屋と琴桜の後援会長を務めるスーパー「おーばん」では、取り組みの時間になると買い物に来た客が店内のテレビの前に足を止め、取り組みの様子を見守った。
そして琴桜に軍配が上がると...。
「感激した。とてもうれしい。格好良かった」
「すごい相撲。本当に格好良かった」
店ではすぐに優勝を祝うタイムサービスが始まり、大盤振る舞いで山形ゆかりの力士の活躍をたたえていた。