7月の大雨で被災し運休が続くJR陸羽東線の早期復旧を願う約1万8000人分の署名が集まり、市民団体がJR東日本に提出した。
署名を提出したのは、JR陸羽東線の存続に取り組む市民団体「りくとうサポーターズ」。
ことし6月、最上駅の管理運営を行う会社員や陸羽東線の運転士など20人余りで結成し、利用者を増やす取り組みを続けている。
そのさなかの7月、陸羽東線は大雨による土砂崩れで線路が寸断された。
運休によるバス代行輸送が続く中、早期復旧と路線の存続を訴える署名は約1万8000筆に上り、22日午前、JR東日本東北本部に提出した。
(りくとうサポーターズ共同代表・大石紳一郎さん)
「『いつ復旧する』とは言えないにしても、『復旧に向けてがんばる』との言葉を頂戴したい。学生や病院に通う高齢者など、みなさんの切実な思いは非常に重いもの。ぜひこの声を届けたい」
りくとうサポーターズは今後、JRへの働きかけだけでなく、国や県への要望活動も強化していく方針。