受験シーズンの縁起物として人気がある「受験合格米」の祈祷式が高畠町で行なわれた。特別な「つや姫」が受験生を後押しする。
「受験合格米」は、全農ライフサポート山形が販売する新米の「つや姫」で、日本三文殊のひとつ・亀岡文殊で祈祷を受けた受験生に人気の縁起物。
ことしも地元・亀岡地区の農家の手によって育てられたつや姫が平年並みの13トン収穫され、亀岡文殊の本堂に運ばれたコメに「文殊の知恵」が授けられた。
やまがた愛の武将隊が演舞を披露したあと、出席者全員で勝どきを上げ、受験生の合格を祈願した。
(全農ライフサポート山形 パールライス課・佐藤智典課長)
「受験される人が先輩から聞いたりして、だんだん認知度が広がっていると思う。受験合格米を食べて、最高の結果を手に入れられるよう頑張ってもらいたい」
ことしは、300グラム詰めが1万袋、2キロ詰めが4千袋用意され、価格は300グラム詰めが500円、2キロ詰めは「一発合格」のごろ合わせで1825円となっている。
受験合格米は、亀岡文殊の売店や県内のスーパー・全農のオンラインショップなどで22日から販売される。