20日の朝は県内の広い範囲で今シーズン一番の冷え込みに。そうした寒空の下、山形市に熱々の冬の味覚を楽しめるスポットがオープンし賑わっている。
(リポート)
「先週から始まった出張カキ小屋『牡蠣奉行』。1キロ660円でカキが食べられる」
JR山形駅西口のやまぎん県民ホール広場に期間限定でオープンしてしているのは、出張カキ小屋の牡蠣奉行。東日本大震災で被災した宮城県石巻産のカキを食べてもらい復興を後押ししようと、有志が全国各地に出店。山形に店を出すのは4年目。
(上山市から)
「去年も来て今年も来た」
(上山市から)
「身がぷりぷり」
提供される真ガキは塩味が強く、旨みをしっかりと感じられるのが特徴。今年は夏に海水温が高く、大きく育たないものや死んでしまったものもあり価格が高騰しているが、こちらでは漁師から直接仕入れることで1キロ660円という一般的な価格の半額で提供している。
(山形市から)
「(宮城に)行かなくてもここで食べられるのは最高」
(山形市から)
「4回目。(毎年来る?)楽しみにしている。新鮮でおいしい」
(山形市から)
「カキが一番好きで...。カキ小屋で焼いて食べるのもいい」
テント内に漂う磯の香りに誘われてリポーターも...。
(リポート)
「実がプリプリ。何もかけなくてもカキの塩味で何個でも食べられる」
(出張カキ小屋カキ奉行山形店・東海林渉店長)
「宮城県石巻産のカキがお手ごろな価格で食べられることが魅力。山形は隣の県、日頃の感謝も込めてこの金額で召し上がってもらいたい」
出張カキ小屋の「牡蠣奉行」は来月1日まで、火曜を除き午前11時から午後9時まで
営業。